かぞえうた
「遠い遠い昔に 神様が創った 人の形を創った
空も海も魚も 元は 人と同じもの それを忘れた人間に 神様が怒った
海神の尊(ワダツミノミコト) 怒った」
一つ一夜の物語
海神の尊、現れし
七夜で終わりと
言いました
二つ二人の
思ひ出(おもひいで)
のちのあしたは
世も末か
終住処(ついのすみか)で恋渡る
三つ見苦し煩悩で
海中(わたなか)汚す
悪しき物
限り狂はす 熱の屑
四つ世語りなればこそ
余所人(よそびと)あはれと聞き放つ
心柄(こころがら)だと心得ぬ
五つ何れも
幾多度(あまたたび)
揺らぐ警鐘
神の業(かむのわざ)
無体な辺(わたり)
情けなし
六つ虚しき物語
果ては宙へと打ち遣られ郷を失う 生まれじゃう
七つ七夜が源(みなもと)の
天下はこれで元どおり
人の代わりをこしらえよ
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